Technology
モルトロン®は圧倒的に世界最小。極微の気泡を生成する世界唯一無二の特許技術です。
気泡は微細であればあるほどユニークな作用を発揮するといわれ注目されています。
アースシンク55の開発したモルトロン®は圧倒的な世界最小径の超極微・分子水です。
ウルトラファインバブルをはるかに超える超極微で超高密度のガスを安定して溶存可能な全く新しい機能水生成技術です。
さまざまな分野で活用することが可能です。
そもそも「水」とは
水分子そのものは一つが0.23~0.38ナノメートル(2.3Å~3.8Å)といわれ、
1つの水分子が最大4個までの水素結合をつくることができます。
分子の運動は水素結合をつないだりきれたりしながら、実際には、同じ領域を振動的に運動(揺らぎ)しています。
水素結合による構造変化は10¯15秒(1000兆分の1秒=フェムト秒)で移り変わるといわれています。
水の構造
水の構造は水分子が常に一定量の水素結合をし、鎖を繋いだ網のような姿をしています。(左図)
水を超極微な視線で見るとH2O分子(水分子)が詰まっている割合は35%程度であり、残りの65%は間隙(真空)である構造をしています。
常に「響き」といえる揺らぎをし環境や形に自在に従いつつ、かつ自由に物質を吸収する構造をもち、この世の万物に恵みとしてはたらいています。
分子水=モルトロン®とは
ウルトラファインバブルとは比較にならない超極微で超高密度にガス分子が溶解した水です
モルトロン®混合装置のモデル図
水はH2Oといわれますが100%の完全に純粋な水(理論純水といいます)ではなく、必ず気体やミネラルや鉱物、微生物などが溶けた水溶液の状態にあります。モルトロンはオゾンや他のガスを飽和濃度以上の濃度で水に溶存させた機能水です。
水にガスを混合するには、特殊なエジェクター(ベンチュリー管)で、圧力衝撃波を与え、直後にウルトラキャビテーションといえる程の真空状態に晒します。水とガスが高速で衝突し極めて激しく混合している状態。この混合状態に適正強度の磁場を与えることでモルトロン(分子水)が生成されるのです。
モルトロンオゾン分子水の構造
水は超極微なシーソーを全方位に鎖を繋いだ網のような構造であり、分子が運動しながら連鎖(揺らぎ)する性質を持っています。刺激があればそれに瞬く間に呼応し分子の運動が微妙に変位するものであると考えられます。
モルトロン生成装置によって与えられる激しい混和と磁場の効果が重なることで、水分子間の真空の間隙にガスの分子がすっぽりと入り込むこと。それが無尽蔵と呼ぶほど多いと、水素結合ができない水分子がたくさん発生して、水として水素結合エネルギーが大幅に減少するという特殊な状態になります。水素結合エネルギーが変化することは、従来の化学では予想できない現象です。
分子水=モルトロン®の特徴
その他の微細気泡技術と比較
発生バブル | オゾン水 | 高濃度酸素水 | 微生物データ 医療認定用取得 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
気泡経 | 気泡数(1ml中) | 過飽和 高濃度 |
高温度 安定性 |
高水温 安定性 |
送水可 能距離 |
完全無 菌殺菌 |
表面酸 化改質 |
医薬分 野適応 |
飽和高 濃度 |
微生物 活性 効果 |
鳥インフ ルエンザ ウイルス |
口蹄疫 | |
モルトロン® | R≦10nm | 10,000,000,000,000≦ | ◎ | ◎ | ◎ | 300m≦ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
A社 ウルトラファインバブル |
100nm~ 500nm≦ |
800,000,000≦ | △ | × | × | 100~ 20m |
△ | × | × | △ | △ | 無 | 無 |
B社 ウルトラファインバブル |
140nm~ 1,000nm≦ |
100,000,000≦ | △ | × | × | 10~ 20m |
△ | × | △ | 不 適 |
不 適 |
無 | 無 |
C社 マイクロバブル |
1,000nm≦R | 100≦ | × | × | × | ≦5m | × | × | × | × | × | 無 | 無 |
D社 オゾン水(電解法) |
1,000nm≦R | 1,000≦ | ○ | × | × | 10~ 20m |
△ | △ | × | 不 適 |
不 適 |
無 | 無 |
※当社調べ
ウルトラファインバブルといった微細の泡(数百ナノメートル以上の泡)よりも比較できないほどにさらに微かい泡、まさにガス分子がバラバラに分散し、水分子の間隙に霧のように分散した水です。
微細なバブルであればあるほどユニークな効果を発揮するといわれる技術の領域で、ファインバブルの1/1000よりも微細な分子そのもののサイズで泡の個数は10,000倍以上という超高密度で溶存するモルトロン分子水は、その構造どおりの特殊な効果をさまざまな用途で発揮することができます。
分子水が地球環境をかえる
モルトロンはオゾンや他のガスを飽和濃度以上の濃度で水に溶存させた機能水です。水の水素結合エネルギーが大幅に低下するほどの高密度であり、これまでの微細気泡とはまったくことなる特殊な機能を発揮します。
モルトロンのオゾン分子水なら、これまでの常識を超えて、化学兵器や生物兵器を瞬時に分解すること、放射能汚染を劇的に流し落とすことも可能です。
また酸素であれば、微生物の活性度を著しく高めて増殖を助けることが可能になります。
モルトロンはガスそれぞれが持つ特性に分子水の機能をあわせることで、「水の可能性と力」を引き出しました。老子曰く上善水の如し、まさに水の本質(恵み)を活かした新技術であり、分子(極微)の世界から地球規模のマクロなスケールへと適合し多用、多角的に活用できるものとなっています。
分子の世界/極微ではあるけれど、地球規模のスケールで課題を解決する新しい技術であることはたしかです。
分子水・ファインバブルの効果・適用範囲
分子水・ファインバブルの効果には
洗浄効果、触媒効果、殺菌・消毒効果、脱臭効果、微粒子吸着効果、生体活性化効果、摩擦力低減効果などがあります。
分子水・ファインバブル技術は、泡の組成(ガスの種類)やサイズ・濃度によって、
その作用も様々で、応用分野の広がりが大きいプロセス技術。
日本発の革新的技術として、環境・農業・食品・水産・医療等をはじめとする各方面で急速に活用が進むと考えられます。
災害
- 原発事故・放射性物質拡散事故
- 生物兵器・化学兵器・核兵器の特殊災害
- テロ発生時の被爆者人体の洗浄・除染
- 洪水などの家屋洗浄・悪臭除去
環境
- 活性汚泥法による排水処理
- 余剰汚泥の減容・削減
- 悪臭ガスの局所排気・強力脱臭
食品
- 液状食品・飲料製造ラインCIP洗浄
- 野菜の農薬除去・殺菌
- 鶏卵洗浄や食鳥処理
- 畜肉加工
- 悪臭除去・排気ガス処理
水産業
- 養殖における水の浄化
- 海老や稚魚の生存率向上・増殖効果
- 市場・店舗の洗浄・衛生管理
産業
- SEM、FPDのレジスト剥離・無薬洗浄
- 水浄化処理
原子炉
- 廃炉工事における放射性物質汚染の浄化/工期の短縮
美容
- 美肌効果
- 皮膚疾患の改善
※効果の検証・承認要
医療
※開発中
分子水・ファインバブルの市場規模
今後は世界規模で急速に市場が拡大
ファインバブル技術の市場は、発生器等のコア製品にとどまらず、様々なサービスやシステムとして発展していくことが予想されています。
現在の市場は日本を中心としたものですが、国際標準化も進みつつあり、今後は世界規模で急速に市場が拡大すると考えられています。その世界での規模が、2020年で約4兆円、2030年には約13兆円にまで拡大する可能性があると言われています※。
※世界の水ビジネスの日本シェアを基準に国内ファイバブルビジネスボリュームから算出(ビジネスボリューム=コア製品+システム+サービス)
※平成24年度国際標準化推進事業(株式会社ベンチャーラボによる推計)